株式会社アイ・アールジャパンホールディングス

ご挨拶

代表取締役社長・CEO 寺下 史郎

わが国の株式市場は政権の安定を重視した海外投資家による資金流入を背景に日経平均が史上最長の16連騰を記録するなど、資本市場の変化の潮流を加速する動きが見えてきております。

米国においては、去る10月10日に時価総額16兆円の名門P&G社において、会社vsアクティビストによる市場最大となる委任状争奪戦が終了し、僅差で会社側が勝利したものの、アクティビストの勢いはとどまることを知らない状況にあります。変化の潮流の源は、海外政府系ファンド、年金、大学基金の運用の多様化であり、その主流となる運用手法は、アジアを重視する国際投資ならびにアクティビストへの投資であります。

一方、わが国の政府においても、企業においてはコーポレートガバナンス・コード、機関投資家においてはスチュワードシップ・コードの改訂を推し進め、さらにはスピンオフ税制の制度改革を進めることで、企業再編をも促しながら「稼ぐ力」の再構築を企業に強く要請してきております。

こうした、海外・国内の資本市場の変化は今や世界の奔流となる投資哲学ESG(Environment・Social・Governance)と呼応し、日本の上場企業の過半数を超える大株主である機関株主の集団的議決権行動を余儀なくさせており、とりわけ“G”の重要性を最大限に活用した「ガバナンス・アクティビズム」と呼ぶべき行動に拍車をかけることが予想されます。

当社グループは、お客様である上場企業の差し迫る資本リスクに対して、適切なアドバイスならびにソリューションを具体的に提供できる「唯一無二」の会社として、更なる成長の階段を一気に駆け上る体制を強化してまいります。その具体的成果が、投資銀行部におけるProxy(議決権)ならびにM&Aの実績であり、従来のIR・SRコンサルティング部、証券代行部の領域を超えた分野においても、お客様の最も近くで高度な要望に応えることのできるソリューションの提供を通じて着実な果実を享受しつつあります。

常に、温かいご指導を賜っている株主の皆様には、引き続きご支援を賜りたく、何卒よろしくお願い申し上げます。

株式会社アイ・アール ジャパンホールディングス
代表取締役社長・CEO 寺下 史郎